欧州特許庁、8件の特許許可

2015年3月26日 - コメントを残す



欧州特許庁、8件の特許許可
3月25日、欧州特許庁控訴最高裁判所は、古典的な育種方法で育成されたブロッコリーとトマトの特許について許可されるとの判決を下しました。欧州特許法によれば古典的な育種方法に不可欠な生物学的過程の特許は禁止されるものの、それに由来する種子、植物、果実には適用しないと最高裁判所は判断しました。  Bionext 有機食品と農業のための組織は、迅速な政治的行動を提唱しています。Bionext の Maaike Raaijmakers 氏は「 欧州特許条約第53Bに含まれている従来の育種の特許化の禁止は、さらに侵されて行きます。 Monsanto や Syngenta のような会社は古典的な育種方法に不可欠な生物学的過程の特許ではなく最終製品である種子の特許としてこれから申請して行きます。」と恐れています。これを防ぐため国際的な反対運動 No Patents on Seeds! を通じ欧州特許法を改正する政治的運動を呼びかけています。短期的には欧州特許条約に署名した38カ国の過半数が賛成した場合、欧州特許条約の実施法を変更することが出来ます。長期的には欧州バイオ法の改正が必要となります。オランダ政府は以前より改正を訴えていますが他の国から賛同を得ていません。ドイツ、フランス両政府共農作物の特許と認識しています。 Syngenta の赤パプリカコナジラミ抵抗性の特許についての異議申し立てはまだ継続中です。例えば野生のパプリカのコナジラミ抵抗性”発見”は新しいものではないと証明された場合、特許は棄却される場合があります。植物と動物の特許禁止へ社会的支援を得るために「生物多様性のため生物の特許反対」運動をしています。Bionext によれば、生物の特許を規制することにより品種改良の技術革新が盛んになり、食糧安全保障、生物多様性が保たれます。
Bionext 2015年3月26日付訳

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