遺伝子組み換えで光合成能力向上

2016年11月17日 - コメントを残す



遺伝子組み換えで光合成能力向上
ローレンスバークレー国立研究所、カリフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学の研究者は、光合成過程における光の効率的な利用を促進させる3つの遺伝子の発現を増加させることによりタバコの生産性を14-20%上げました。タバコは遺伝子レベルの研究が進んでいるためモデルとして使いましたが、同じ技術をコメや他の食用作物へ使うことにより同様な収量増加が見込まれ、将来の世界的食糧需要増加に対応できます。
光合成では、植物は太陽光のエネルギーを使用し、水と二酸化炭素から炭水化物を合成します。ただ太陽光が強すぎると葉緑体の光合成機構が損なわれる可能性があるため、植物はNPQ(非光化学的消光)と呼ばれる保護機能が働きます。光が弱まるとこの保護機能はなくなりますが、光合成機能は素早く元に戻りません。密植された畑では植物は太陽エネルギーの効率的な利用が必須です。保護機能がなくなってから光合成機能を元のレベルに素早く回復する方法(NPQに関与する3つの遺伝子の発現を増強すること)により光合成効率を高められることを実証しました。
2016年11月17日

Improving photosynthesis and crop productivity by accelerating recovery from photoprotection
Crop plants protect themselves from excess sunlight by dissipating some light energy as heat, readjusting their systems when shadier conditions prevail. But the photosynthetic systems do not adapt to fluctuating light conditions as rapidly as a cloud passes overhead, resulting in suboptimal photosyn…
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